ゆきのゆみこさん・上野与志さんの「わんぱくだんのガリバーランド」を読みました。
内容・あらすじ
主人公は「けん」「ひろし」「くみ」の仲良し3人組。
3人組の名は、わんぱくだん。
ある日「ガリバーのぼうけん」という絵本を読んでいたわんぱくだんは、
絵本の中に吸い込まれてしまいます。
気がつくとそこはガリバーランド。
3人は国を洪水から救うため、大活躍します。
幼児受け★★★★★
わんぱくだんシリーズが大好きで、これまでたくさん読んできました。
中でもガリバーランドがお気に入り。
小学校低学年受け★★★★
一緒にわんぱくだんシリーズを読んできました。
異世界にいく展開、そして現実世界に戻ってきたときに、異世界からのお土産にきづくところが好きです。
感想
異世界への旅、そして「夢じゃなかったんだ」
わんぱくだんのシリーズが好きで、これまでにも度々読んでいます。
いろいろなお話がありますが、異世界へ行き、そして異世界で冒険をして帰ってくるのがお決まりのパターンです。
絵本という短いページ数で、この児童文学の基本的なパターンが再現されています。
「けん」「ひろし」「くみ」とともに、いろいろ世界に行くことができるが醍醐味のシリーズです。
安心感のある絵本
「けん」「ひろし」「くみ」の3人はまっすぐで健全で、
いつも異世界の新しいお友達を、自然に助けてあげます。
キャラクターや世界観は、特に際立って異色なものではなく、意外性よりも安心感を感じさせる絵本です。
展開がパターン化されているところにも安心感があります。
おすすめ度★★★★
わんぱくだんシリーズ全23冊まとめ
わんぱくだんシリーズは2020年現在23冊出版されているようです。
- わんぱくだんのかくれんぼ (しかけ絵本)(1990年)
- わんぱくだんの たからじま(1992年)
- わんぱくだんの はしれ!いちばんぼし(1993年)
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わんぱくだんのロボットランド(1995年)
- わんぱくだんのかいていたんけん(1995年)
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わんぱくだんのゆきまつり(1997年)
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わんぱくだんのおばけやしき(1997年)
- わんぱくだんのはらっぱジャングル(2001年)
- わんぱくだんのにんじゃごっこ(2003年)
- わんぱくだんのきょうりゅうたんけん(2005年)
- わんぱくだんのクリスマス(2005年)
- わんぱくだんのガリバーランド(2007年)
- わんぱくだんのなつまつり(2008年)
- わんぱくだんのスナバさばく(2009年)
- わんぱくだんのペンギンランド(2010年)
- わんぱくだんのどんぐりまつり (わんぱくだんシリーズ)(2011年)
- わんぱくだんのどろんこおうこく(2012年)
- わんぱくだんのまほうのじゅうたん(2013年)
- わんぱくだんのひみつきち(2014年)
- わんぱくだんのてるてるぼうず(2016年)
- わんぱくだんのおかしなおかしや(2017年)
- わんぱくだんのおにわのようせいたち (わんぱくだんシリーズ)(2018年)
- わんぱくだんのてんぐのすむやま(2019年)
特に印象に残った3冊は、ペンギンランド、おばけやしき、すなばさばく。
見開きのペンギンランドの挿絵が圧巻でした。
わんぱくだんらしからぬ、ちょっとこわい作品。
公園の砂場というごくごく身近な場所から異世界へ行く点が、逆に以外でした。
数冊、未読がありましたので、引き続き読んでみたいです。
すでに20年以上に渡って長く続いている、わんぱくだんシリーズ。
新刊も、楽しみにしています。