どんぐり君とおにぎり君の読書日記

こども(男子×2)と母による、本のブックレビューです。読んだ絵本・児童書・学習漫画などの簡単な内容、あらすじ、感想、私的おすすめ・まとめをご紹介。

ジュリア ドナルドソンさんの「ネルはいぬのめいたんてい」を読みました。~鼻が利く、本が大好きな探偵犬・ネル。「もりでいちばんつよいのは」の作者の絵本。

ジュリア ドナルドソンさんの「ネルはいぬのめいたんてい」を読みました。

ネルはいぬのめいたんてい

ネルはいぬのめいたんてい

 

内容・あらすじ

犬のネルは、鼻がよくきく名探偵。
においをかいでいろんなことを探り当てることができます。
ある日、ネルが飼い主のピーターと学校へ行くと、教室の本がなくなっています。
ネルは、さっそく嗅ぎまわります…

幼児受け★★★★

リピート希望。謎解きものか好き。

感想

本が大好きな、鼻のきくイヌの探偵

すごく突飛ではないんだけれど、ありそうでなかった、この設定がすてきです。
ネルは教室の本を盗んだ犯人をみつけますが、
犯人テッドは悪い人に見えなくて、ただ本が読みたかっただけ。
その後、ネルはテッドを図書館に連れて行ってあげるという解決策を思いつきます。
絵のところどころにユーモアが感じられる作品。

おすすめ度★★★

たんていに興味がある子におすすめ。
少し字が多めです。

ジュリア ドナルドソンさんについて

作者のジュリア ドナルドソンさんは、イギリスで 子供向けミュージカル、テレビ番組などの音楽活動、150冊以上もの絵本の文章の執筆のほか、児童向けの脚本の執筆、作詞など幅広く活動されている方だそうです。

1999年にスマーティーズ賞を受賞した絵本「もりでいちばんつよいのは」(A.シェフラー絵)の〈グラファロ〉シリーズは世界中で翻訳され、累計1000万部を超えるベストセラーとなり、アニメ化もされ、アカデミー賞短編アニメ映画賞にもノミネートされたとのこと。

kotobank.jp

ジュリア ドナルドソンさんの本

日本語で読めるジュリア ドナルドソンさんの本を探したところ、以下14冊を見つけました。

グラファロ―もりでいちばんつよいのは?― (児童図書館・絵本の部屋)

まじょとねこどん ほうきでゆくよ (児童図書館・絵本の部屋)

ウサギのすあなにいるのはだあれ? (児童書)

チビウオのウソみたいなホントのはなし

ネルはいぬのめいたんてい

グラファロのおじょうちゃん (児童図書館・絵本の部屋)

おうちをわけっこ (児童図書館・絵本の部屋)

ぼくのママはどこ? (児童図書館・絵本の部屋)

カタツムリと鯨 (児童図書館・絵本の部屋)

こえだのとうさん

どんぐりもりのおはなし〈1〉くまくんのてがみ (児童図書館・絵本の部屋・しかけ絵本の本棚)

どんぐりもりのおはなし〈2〉こんたくんのくつした (児童図書館・絵本の部屋・しかけ絵本の本棚)

どんぐりもりのおはなし〈3〉ぶーこちゃんのかくれんぼ (児童図書館・絵本の部屋・しかけ絵本の本棚)
どんぐりもりのおはなし〈4〉うさちゃんのひるね (児童図書館・絵本の部屋・しかけ絵本の本棚)

なかでもよんでみたいのはこちら。

たまに翻訳絵本を読むと、また少し違う世界観が新鮮でした。